立ち飲み屋とヨーロッパ

2010.11.15

朝。仕事をしていると扉が「トントン」と聞こえました。来客予定の無い日に扉を「トントン」するのは、クロネコヤマトの人かセールスの人ぐらいなので、誰かなと思ったら、美容師の小林くんが立っていました。

「今日は仕事ですか?」と彼が言うので、「うん。仕事してるよ。昼以降に紙と印刷の展覧会が心斎橋であるから出かけようと思う」と言ったら、「それ、ボクも行って良いですか?」って言うので「うん良いよ。」彼は美容師さんなので月曜日が休みです。しかも今週は火曜日も連休で休みと言っていました。

日曜日は、関西活版倶楽部ってところが企画した活版印刷の展覧会に家族で行っていました。妻がtwitterでこの展覧会を偶然見つけたそうです。

ここ1.2年の海外での活版印刷やプリントごっこなどのアナログ印刷ムーブメントがあるのを海外のBlogサイトで知っていましたが、僕の住んでいる大阪でもそのような機会に出会うとは思っていなかったのでとてもうれしかったです。展覧会も十分に満足出来る内容でした。

昨日は印刷屋さんが企画した展覧会でしたが、今日は紙屋さんが企画した展覧会だったので、趣向も異なって面白かったです。美容師の小林くんも楽しめた様でした。

帰りにヨドバシカメラに寄って最近発売されたばかりのMacbook Air の11インチを触りました。最近のAppleは魅力的な商品を次から次へと発表するのですごく困ってしまいます。

家に帰るにはまだ少し時間があったので一杯だけ立ち飲み屋に寄る事になりました。お店は、以前知り合いの人に教えてもらった新梅田食堂街にある樽 金盃というお店です。店内は10人も入ればギュウギュウになる小さなお店で、僕たちが行ったときには既にいっぱいでしたが、ハットをかぶったイギリス紳士風の年配のグループの方がテーブルを譲ってくれました。やっぱり僕が思った通り紳士でした。

僕たちは小さなハートランドグラスビールを飲み、その後杉の樽に入った白鶴という日本酒をひやで飲みました。杉の樽に入った日本酒はものすごく香高く飲みやすいです。

仕事が終わって家に帰る前に立ち飲み屋で一杯やると言うのは、すごくスマートでカッコいいなと思います。

みんなでワイワイとお酒を飲むのも楽しいですが、一人や二人でサラっとお酒を飲み、家に帰ってから家族で一緒にご飯を食べるというのも良いものです。こういう文化はヨーロッパでは確立されていますが、日本ではあまり聞いた事がありません。スタンディングバールは結構見かける様になりましたが、居酒屋の延長線で長居するお客さんが殆どじゃないかと思います。僕はヨーロッパにもっとかぶれたいので、帰宅前に立ち寄って1.2杯飲んでサラッと帰宅したいと思います。

ただ僕の事務所は今住んでいる家の1Fにあるので、なかなか仕事帰りに立ち飲み屋に行く機会が無いのが現状です。